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「闇営業」の問題はなに?なぜダメ?どう悪い?理由を独自解説

エンタメ

吉本興業所属芸人の「闇営業」問題。
連日のように関連ニュースが出てきています。

そんな多くの報道を見ていると、「闇営業をやる芸人は最低だ」や「闇営業の責任を取れ」とかみんな言っていますよね?

でも実際そんな声を聞いていると、「闇営業って何が問題なの?」「どうダメなの?」と疑問に感じますよね!

今回はその疑問に独自の視点から答えていきたいと思います!

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闇営業の何が問題?メリット・デメリットも

もう一度闇営業とはなんなのか?について見てみましょう。

闇営業とは、「所属事務所を通さず行う営業」の事で、業界内では通称「取っ払い」とも呼ばれるそうです。

なので「地方の祭り」や「友人の結婚式」に呼ばれて個人で請けて参加することも、厳密に言えばこれに含まれます。

つまり、「事務所が把握できていない仕事」であると言えますね。

ではその闇営業のメリット・デメリットとはなんなのでしょうか?

メリット

・事務所を通さない分、芸人に入る報酬が多い

「金銭的に困窮している芸人が闇営業を行う」という話は昔からあり、明石家さんまが若手時代に金銭苦から島田紳助と闇営業をしたことがあると語っていたり、有吉弘行は若手時代に闇営業の誘いが来たが断った経験があるなどと供述している。テレビ番組等でも他の芸人からの暴露という形で闇営業を行っていたことが言及される場合もあり、一種のグレーゾーンとなっている模様。

・身軽な営業活動が可能

受けたい営業があるのに事務所が難色を示す場合、正式な契約を結ぶ時間がない場合などでも、本人と営業先の同意さえあればすぐにでも営業が可能である。

引用元:ニコニコ大百科

デメリット

・所属事務所との契約違反とみなされ最悪専属契約の解除に至る

そもそも営業活動のマネジメントを行うために事務所と契約をしているのに、事務所と関係ないところで営業活動を行われては、契約の意味がないのである。それならフリーでやって、という話。
闇営業が所属事務所にばれた結果、契約解除に至ってしまった芸人としてきどゆういち(事務所を通さずCM出演の契約を受けた)カラテカ・入江慎也(振り込め詐欺グループのパーティーに参加し、それを他の芸人にも仲介した)などがいる。

・営業先が裏社会と関わっていた場合、社会的な地位を落とす

これは事務所に所属しているかどうかに関係ないが、営業相手がどのような人物・団体か、自分で確認・把握しなければならない。会合を盛り上げる仕事に行ったは良いものの、実は反社会的団体の会合だった、ということが世間に知れ渡った場合、「こいつは反社会的人間だったんだ」と思われてしまうのである。知らなかったでは済まされない。
事務所を通した仕事であれば斡旋した事務所の失態で済むが、そうでなければ自己責任である。事務所に所属している人間が行ったのであれば、契約を軽視するとみなされさらに悪印象である

引用元:ニコニコ大百科

となっています。

今回の「闇営業騒動」の何が問題なのか?

今回の一連の騒動で問題となっている点は大きく2つあると思います。

それは以下の通りです。

所得を隠している場合→脱税の可能性

報道の中で「ギャラは一切受け取っていない」と多くの芸人たちが口にしていますが、もしもこの証言が嘘であった場合「所得隠し」となりますよね。

最近出てきた報道の中で「ギャラとして100万円支払った」という証言もあります。

もしこちらの証言が正しかった場合、この100万円の収入に関しては申告していないという可能性があり、そうなれば「脱税」となり犯罪行為になります。

これは決して許される事ではないですね。

反社会的勢力との繋がり

今回の騒動で最も問題視されているのが、参加したパーティーの主催者が「振り込め詐欺グループ」であった事ではないでしょうか。

メディアに露出するタレントが反社会的勢力と繋がりがあるとなれば、そのタレントのブランド価値が失われるだけではなく、そのような人物を起用している放送局や出資しているスポンサーの信用も失われてしまいます。

そのような人間がメディアで発信するというのは決して許される事ではありません。

反社会的勢力との繋がりを徹底的に排除しようとする業界の中で、そのようなグループが主催するパーティーに参加しているというのは犯罪行為ではないかもしれませんが、重大なコンプライアンス違反となり大きな問題であると言えます。

「闇営業」と「直営業」

「闇営業」というのは、本当にその全てがダメなことなのでしょうか?

お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が自身のブログで

「闇営業する芸人は最低!」
という声が日本中からあがっていますが、これについては、『闇社会』『闇営業』『直営業』の区別がついていないのだなぁ…という感想です。

メディアのミスリードが国民を間違わせてしまっているそもそもの原因ですが、『闇営業』というのは、「所属事務所を通していない仕事」のことで、つまるところ『直営業』のことです。なので、闇営業(直営業)に社会的な問題は1ミリもありません。

引用元:西野亮廣ブログ

と書いています。

これは「闇営業」という言葉で全てを表現しているメディアのせいで、「闇営業」は完全な「悪」として国民が勘違いしているだけで、やっていることは会社を通していない「直営業」であるということ。

なのに「反社会的勢力」(闇社会)との繋がり問題も全部ごちゃごちゃになってしまっているから「闇営業」という言葉=「絶対的に悪いこと」のような印象をもってしまうというわけです。

つまり「闇社会」+「直営業」=「闇営業」ではないと、西野は言っているのです。

「アルバイト」「副業」も「闇営業」の一種?

「闇営業」=「事務所を通さない営業」というのは、言い換えると「事務所が把握できていない収入」になります。

先ほど紹介したブログの続きに

『闇営業』というのは、「所属事務所を通していない仕事」のことで、つまるところ『直営業』のことです。なので、闇営業(直営業)に社会的な問題は1ミリもありません。
それがアウトなら『アルバイト』もアウトになってしまいます。

引用元:西野亮廣ブログ

とあります。

西野の理論でいくと、多くの芸人が行なっている「アルバイト」や「副業」についても「闇営業(直営業)」と言えます。

「副業」をやっている芸人は非常に多くいます。

など、これらも全て「事務所を通さない」で行われているものです。

なので大きくいうと「闇営業(直営業)」と言えるのでしょうが、これらに関しては吉本興業から処分されるわけでもないし契約解除されることもないでしょう。

つまり「タレントとして活動しギャラを貰う」という以外で勝手にお店を出したり経営をしていても、吉本興業的には問題はないと言えそうですね。

ではどう悪かったのか?

ここまで見ていただいたらわかってきたと思いますが、一連の「闇営業問題」の要点は以下の通りです。

  • 脱税疑惑
  • 反社会的勢力との繋がり
  • 事務所がマネージメント料を取れていない

この三点がありこのような騒動まで発展したのですね。

上二つに関しては絶対にやってはいけないことなのでこれは問答無用です。

最後の「マネージメント料を取れていない」事で事務所と契約解除されている芸人がいる件(楽しんご解雇等)については、ケースバイケースでその芸人の地位等によっても処分の内容が左右されている曖昧な部分だと思います。

そんな中キングコング西野が、「直営業」のやり方について一つの解決策を提言しています!

まさに今の時代のシステムをうまく使った目から鱗のやり方です!

次回はその解決策について記事にしたいと思います。

それではまた!

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